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- 2024年11月
当社は2006年5月1日に会社登記を行ない創業しました。したがって、当社にとっては毎年5月1日から始まって4月末日(今年は30日)に「期」が終了します。つまり、今年は祝日を抜かすとあと3日(4月30日は休業ですが社内的には棚卸し作業などを行なっています)で第4期が終了することになります。この1年を振り返ったりするのは別エントリーに記したいと思いますが、取り急ぎ、毎年行なわれている旧世代iPod対応製品の処分について書いておきたいと思います。
みなさんご存じのように、当社の主力製品であるSimplismブランド製品はiPhoneやiPodに特化している製品を多くあり、特にほとんどのケースはiPhone/iPodの世代によって使用できるか否かが分かれます。おおまかにはAppleが1年程度のサイクルでモデルチェンジを行なうのでそれに合わせて新製品を開発しています。ということは、1年ごとに「使えなくなってしまう製品」が増えていくということでもあります。それまでメインのアクセサリーとして販売されてきたものが、新しいiPodが出てたとたんに古くて使えないモノになってしまうのは少し悲しいのですが、だからこそ新しい機能やデザインに会えるわけで、進化の過程として考えるとある程度は致し方ないところです。
当社内にある在庫ももちろんですが、量販店などの店頭にある在庫も含めて値引販売によってその数量は減らしているものの、ゼロにすることは不可能なため最終的にいくつかは残ってしまうことになります。
以前にもエントリーを書いたような気もしますが、いろいろ経営方針はあると思いますが、当社では期末に廃棄してしまうことにしています。サポートとしては継続していきますので、交換対応分などは必要相当数残しておきますが、オンラインストアなどで販売していた分に関してはほとんどを廃棄してしまいます。
自分たちで考えて作って、1年間ほど売ってきた製品ですから愛着もあり、寂しいのは山々ではあるのですが、これを毎年残していくと倉庫がいくらあっても足りないということになってしまいますし、在庫として置いておくためには棚卸しなどの管理も必要になるため、維持するコストとして肥大していってしまうのです。
また、企業経営の観点からすると、今後ロングテールとしてゼロにはならないまでもほとんど動かなくなっている製品の在庫を持つことは「お金を眠らせること」であり、廃棄することによって損失は発生するものの「節税効果」が発生します。この点については興味がある方が多かったら別途エントリーを書いてみようかと思います。
さて、今回のエントリーの趣旨は、上記のような理由により旧世代iPod対応製品について、そのほとんどを廃棄してしまうため、今後これらの製品をご購入いただけなくなる可能性が高いということです。廃棄自体は今週行なわれ、5月からはオンラインストアから消えるものも出てきますので、旧世代対応iPod対応製品をご希望の方はお早めにどうぞ。ただし、ゴールデンウィークを含む休業日がありますので、実質は明日28日の午前10時までの出荷となってしまいます(ギリギリで申し訳ありません)。
【 Trinity Online Storeの出荷日について 】
Trinity Online Storeは休業期間中もご注文を受け付けますが、4月28日(水)AM10:00までのご注文で在庫がある商品は同日中に発送となり、それ以降のご注文は 5月10日(月)以降の発送とさせていただきます。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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